気になる・・・ 気になる・・・: 電化製品
私が3月11日の大地震後に買った電池類を整理してみた。
まずは単一乾電池。
単一乾電池は、東京では今でもまだ品薄だが、最近は一部のホームセンターやスーパーでは見かけるようになってきた。しかし、各チェーン店が独自に輸入しているせいか、これまでに見たことのないブランドのものが多い。また、値段も、マンガンで1個当たり50~200円、アルカリでほぼその倍と結構開きが大きい。
1番最初に買ったのは右上のマンガン電池である。地震後2週間くらい、どこの店も欠品していたところに、初めてコーナンで見つけたもので、確か2個で250円くらいだったと思う。ブランドは「ROCKET」で韓国では大手らしい。
2番目に買ったのが右下のアルカリ電池で、ROCKET電池購入の 1~2週間後に同じくコーナンで見つけたものである。確か4個パックで450円くらいだったと思う。(これは今でもコーナンで同じ値段で売られている。) ブランドはコーナンオリジナルである。
私の印象では、色々な震災グッズの品揃え復活は、コーナンがダントツに早かったように思う。
次が、左上のマンガン乾電池。100均のローソン100の商品。
私がよく行く近所のダイソーやローソン100では、やっと最近になって単一乾電池を見かけるようになったが、これは、1ヶ月以上前(4月の中頃)にたまたま寄った別のローソン100で発見。当然2個パックで100円だ。
100均ではまだ単一電池は販売されていないと思っていたが、そうではなくて、単に店によって売り切れるまでの時間が違うだけのようだ。その翌週末にもその店に行ってみたが、その時は左下のアルカリ電池を置いていた。こちらは1個100円。
次に、ニッケル水素電池。
これは、使い捨てではないという点でエコであるし、電力使用のピーク時間帯をシフトできるという点で輪番停電対策としても有用だ。
代表的なブランドは、言わずと知れたSANYOのエネループで、ニッケル水素電池の方向性を、容量の拡大から自己放電の低減に転換させた革命的な商品だが、地震後1ヶ月以上店頭から消えていたように思う。
実は我が家には、既に20本近くのニッケル水素電池があったのだが、7~8年前に購入した古いものが大半で、実容量的に使えるか怪しいものが多かった。
我が家の怪しいニッケル水素電池たち ・・・ 右の3つは秋葉原で買ったGP製
そのような状況の中、私が地震の1~2週間後に買ったのがオーム電機のエコプライド。
コーナンで単三4本パックで580円(広告価格。通常価格は780円)であった。エコプライドも自己放電の少なさを売りにした商品で、オーム電機ということと値段から、少し怪しげな気もするが(失礼。私はオーム電機の何でもアリ的な精神は結構好きです・・・ )、Blimpさんの記事によるとなかなかの実力らしい。
今、オーム電機の直販サイトを見てみると、エコプライドではなく エコルーバに切り変わっている。何なんだ
次に電池アダプター。
ニッケル水素電池の主流は単三か単四であり、我が家の単一仕様の懐中電灯には使えない。そこで、単三を単一に変換するスペーサーを探していたのだが、以前であれば100均で売っていたものが、地震後は店頭から完全に姿を消していた。
そんな中、地震の2週間後にケーヨーD2で、たまたま品出しをしているところに出くわしたのが、オーム電機のフルサイズ電池アダプター。少し高くて450円くらいであったがとりあえず2個確保。
フルサイズというだけあって、単四→単三、単三→単二、単二→単一の変換アダプターが2セット入っており、それらを組み合わせれば、単四→単一も可能である。
下の写真のように、電池の上半分と下半分で分かれる仕組みである。
写真のように、単三1個で単一電池を作るので、電圧は同じでも容量的には1/3くらいではないかと思われる。
下の写真は今年のGWに秋葉原の千石電商で見つけた、単3×2本(並列)→単1に変換するアダプター。2セットで180円。
実際にエコプライドを2本セットしてみたが、ちゃんと1.32Vを計測。懐中電灯やランタンには、こちらの方が長持ちして良さそうだ。
ちなみに、写真のテスターは、以前、これも千石電商で買った[次世代] DLG YASHIMA(八洲電業)というメーカーのDT860C。(950円と激安だが趣味用途では十分)
最後に充電器。
下の写真は、私が8年くらい前に ミノルタのデジカメ DiMAGE S304 を買った時に同時に購入した オリンパスの BU-200で、我が家で初めての充電器である。
3年くらいはこれだけを使っていたが、電池が古くなるにつれて、だんだんと電池の持ちが悪くなってきた。
そこで買ったのが リフレッシュ機能付きの SONY BCG-34HRMD。
目的だったリフレッシュ機能の効果は今だにはっきりとは体感できていないが、前面に液晶パネルがあり、電池の個別の状態が表示されるのは非常に役に立つ。何故かというと、電池をセットしたつもりでも(電池や充電器の接点の汚れが原因で)、全く充電が始まっていないミスがこれで防げるからだ。
皆さんにも、充電器を購入するときは電池の個別の状態表示機能(表示ランプでも可)が付いているものを選ぶこと、そうでない場合は、充電時に電池と充電器の接点を乾いた布で拭く、ことを強くお勧めする。
しかし、このBCG-34HRMDには大きな欠点がある。電池が古くなってヘタってくると、セット後すぐにエラーとなってしまい、充電もリフレッシュもできないことである。要は、電池のエラーチェックが厳しすぎるのだ。
古くなった電池ほどリフレッシュしたいのに、これでは意味がない。
そこで、地震後に買ったのが、Panasonicの BQ-391。もう在庫限りの商品なのでオークションで 1,500円くらいで購入した。
リフレッシュ機能はついていないが、1本ごとに状態表示ランプが付いているのに加え、「ていねい充電で弱った電池も回復」を売りにしているのが頼もしい。
早速、「我が家の怪しいニッケル水素電池たち」に試してみたが、エラーも発生せずちゃんと充電できた。
今後は、まず、BCG-34HRMDで充電し、エラーがでるものは BQ-391で試す、という流れでやることになりそうだ。
では。
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